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ある日のこと
私は妻と0歳児の男の子と三人暮らしをしているなんでもないただの男。
近頃の我が子は、夜はママじゃないと寝ない。毎晩「マンマ―」とわんさか泣いている。
そんなある日の晩、ママがバレーの練習に向かった。
我が子を寝かしつけてから練習に行ってくれたものの、案の上、目が覚めてしまい起きた。
落ち着いて寝かしつけようと試みると、泣き始めた。
「マンマ―、マンマー」と容赦なく泣きわめく。困った。困った。
昼間に我が子をあやす音声動画を撮影して流したものの、逆効果。
ママが近くにいて安心するような方法を必死で考える。
すると、そこにママが来ていたパジャマが落ちていた。それを見た途端、閃いた。
このパジャマで顔を覆い隠せば、いけるんじゃないかと、、、
泣きわめく我が子の頭にママのパジャマをふんわり巻き付けると、あらビックリ!泣き止んだ。
そして、もう10分くらいゆらゆらしていると、寝た。
子供は、声でも顔でもなく、匂いに敏感なのかもしれない。
この方法は効果抜群で、不安で泣いている時にすると非常に効果がある。
パパの匂いではダメなんだろう。同じ洗剤と柔軟剤なのに。不思議なものだ。
早く、パパと呼んでくれる日が待ち遠しい。そんな出来事だった。
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